タイ古式マッサージとアビヤンガをセットにした理由②
前回の続き…
そこで、ではなぜアビヤンガをセットにしたのか?という本題。
そこはとてもシンプル。
『薬草オイルというものは、皮膚から吸収され血管や骨髄まで到達し、そのオイルが持つ栄養を身体(血液、筋肉、骨、そして神経系も)にダイレクトに行き渡らせてくれる』
から、ということになります。
では、『アロマオイルを使ったマッサージとはどう違うの?』
アロママッサージとアビヤンガとの違いは、使用するオイルの量と、目的にあります。
アロママッサージで使用するオイル量は、キャリアオイル(ホホバ、スクワラン、スイートアーモンドなど)でだいたい全身に20ml〜30ml(精油がその5%)、アビヤンガで使用するオイル量は、そのおよそ4倍以上。
私の場合は、頭用に20ml〜30ml(これは計ったことないからたぶんそれくらい😅)ボディ用に約120ml(多少前後します)です。
アロママッサージの目的は、オイルを塗布して滑りを良くし、それを利用して身体をもみほぐすこと、また精油が体内に吸収され精油の効能を効かせること、そしてタッチングによるヒーリング効果。
アビヤンガの目的は、そのたっぷりの薬草オイルを丸ごと全部体内に擦り込み吸収させ、体内を潤し、強化をはかることです(そしてオイルは代謝され老廃物を絡め取り排出されます)
本来ならば自分の身体は、自分が食べたものから血液、筋肉、脂肪、骨を作り、自分に合った生活習慣を過ごしてそれら(血液とか)の代謝のサイクルを正常なものにするのが理想です。
でもこれが、なかなかそう上手くいかなかったり。
心と身体って難しい。
人の心と身体って、ときにシンプルだけど、ときに複雑。
なので、アビヤンガは代替療法。
オイルで心身を潤わせて、補いましょ✨というものになります。
潤しながら整えて、なるべく心身豊かに暮らせたらいいよねって感じです✨
では次回は
『オイルが身体を補うなら、アビヤンガだけで良くない?タイ古式はなんで必要なの』について、です。
またタイ古式の話しに戻る😅
私タイ式大好きみたいです😂
今回も、お読み頂きありがとうございました。
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